私たちはまったく理解していなかった・・・
クロスカントリーとマラソンの違いを。
コースは3キロ、5キロ、10キロ。
私は10キロを即決。
最近は練習でも10キロ、1時間かからない。
大会一週間前、受付票が送られてくる。
裏を読むと『クロスカントリー用のシューズはご遠慮ください。』と書いてある。
『クロスカントリー用のシューズ』???
人間というのはギリギリにならないとピンと来ないことがある。
わざとそうしているのか、直面しないと考えようとしないのかは
わからないが、昔の電球がつけた後時間をかけてどんどん明るくなるように
いろんなことが大会当日にはっきりしてきた。
今回参加者は『大人の部活』の部員と私で7名。
内、こういう競技に初参加者が6名。
つまり、去年生まれて初めてフルマラソンを走った
ホノルルマラソンに出場した私を除く全員が初出場。
初出場がクロスカントリー。
ちなみにウィキペディアによるとクロスカントリーとは以下。
クロスカントリー競走 - 長距離走で野山を駆ける陸上競技の一種。特に草原地など整地されていないコースでの中長距離走を言う
注目すべきは『野山を駆ける陸上競技』というところだろう。
そう!ただの10キロではなく、山道の10キロ。
だから、富士山なのね!!!!
と納得している場合じゃない。
前日、前夜祭☆ということで3件もはしごして
1泊2日の静岡の夜を満喫していた私達。
明日は走らなければならないのに全員、胃が出てる!!!!
それなのに、せっかくだから!と当日の朝もホテルの朝食を・・・。
本当、げっぷが出る感じ・・・のまま会場へ。
入場門から大会会場まですでに坂、坂、坂。
まだスタートもしてないのに足に来る・・・。
なんか緊張を通り越して、怖くなってきた・・・。
今回は『続ける技術』の石田淳さん からのお誘い。
会場には北京オリンピックで
ソフトボール女子日本代表チームを金メダルに導いた
臼井博文コーチもいらしていて、
私たちも合流させていただいて総勢40名ほど。
『JAPAN』を背負う臼井コーチの指導のもと、全員でストレッチ。
ストレッチの段階で汗が・・・。
去年のホノルル以来、徐々に増え続けた脂肪が重い。
ウェアーを着替えたりしていると5キロ組がスタート!
『大人の部活』組の3名が5キロ。
がんばれ~!
大会初出場、練習は1キロのみ・・・という部員が走ってゆく。
この大会にはタイムアップがある。
5キロは40分。
10キロ組もそろそろスタートラインへ。
向かっていると5キロ走り終え、完走証をもらった3人が!!!!
『完走できたよー!』
思わず抱きついて喜んだ!
全員が完走している!!!!!!!!!!!!!!!!
かなり嬉しい☆
実は前日、クロスカントリーとマラソン大会の違いを
何となく感じた私は静岡の地元の神社へお参りに行っていた。
『全員が完走しますように!』
頬を真っ赤にしている部員を見て、
知らなかったとはいえ
無謀にも初マラソンにクロスカントリーを選び、
時間内に無事走り終えた部員たちに感動を覚えた。
よかった~♪よっく頑張ったね!!!!
瞳ちゃん、貴子ちゃん、なっちゃん!
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