バンジージャンプの本当の怖さ、わかる?
もちろん、高さやロープが切れたり、
首に巻くんじゃないのか?!という不安はある。
でも、バンジーの本当の怖さはここじゃない。
バンジージャンプの本当の怖さとは
自分でスタートを切ることにあります。
ジェットコースターも確かに怖いけど
乗ってしまえば自動的に出発します。
いわゆる遊園地にあるような乗り物(?)は
準備が整うと私たちの気持ちと関係なく始動始めます。
しかし、バンジージャンプはちがう。
いつ飛ぶかを自分で決め、
自分の足で飛び出さないといけない。
やっぱりやめます!とリタイヤも可能です。
すぐに飛んでもいいし、リタイヤもできるし、
何度も飛ぼうとして飛ばない(飛べない)人もいます。
自分で選択する!
これが恐怖なのです。
私は以前、大分の城島行楽遊園地で25Mのバンジーに挑戦しました。
行くときは『余裕~♪』です。
が、実際、器具をつけて飛び込み台(?)のようなところに立つと
足がすくむというか・・・
いろんな悪い想像が・・・
係の方が『3.2.1バンジー』とマイクでいいますので
バンジーという掛け声と一緒に飛びます。
私の後ろに誰もいなかったこともあり、
私は2度の掛け声でも飛べず・・・
『リタイヤもできますよ!』とも言われ、
3度目の掛け声で結局後ろ向きに飛び立ちました。
『自由に選べる』というのは
自分のスタイルやmission、目的が明確でなければ、
ある意味『恐怖』です。
『選ぶ』というのはそれ以外を『捨てる!』ということだからね。
でも不思議と自分のスタイルやmission、目的を明確に
させるためには無理やりにでも選択してゆくことが大事になる。
自分で決めることで『覚悟』ができるし、
覚悟ができることで『結果』が結果で終わらず、『経験』に変わる。
経験は感情に残る。
感情はまさしくエネルギー。
あなたがあなたらしく生きてゆくエネルギーがチャージされる。
人生でリカバーできないミスなど一つもないし、
100%準備が整う人生も絶対ないのなら
何事もやってみて損はない。
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