左半身不随の父は
右肘を手術することで
一時、両手不自由になる。
だからか、すごーくナーバスになっていた。
右足には点滴の針が入っていたため
トイレに立たずに済むように
尿は管から外に出るように処置してあったが
それが、ナーバスな心に
拍車をかけたようだ。
俺はこんな姿になって・・・
とまるで生きている価値がないと
言わんばかりの気弱な父。
手術が終わっても
麻酔のせいで朦朧とし、長いこと寝ていた。
が、
「いい加減、お腹が減った!」と
目覚めてからの父はまるで別人✩
これくらいの傷で!!!と
術後で麻酔も残り、
ギプスで固定されて効かないはずの右手で
出された食事を完食し、
身の周りのことを自分でやり、
気が利かない!と娘たちに悪態をつき、
術前と全く違う・・・。
何が起こったんだ!?
隣のベットの患者さんのところにも
娘さんが見舞いに来ていたようで、
「お父さん!看護婦さんの言うことよく聞いて!
嫌われないようにするんだよ!!!」
と声をかけて帰っていた。
妹と顔を見合わせて思わず笑ってしまったが、
うちの父にも言って帰らねば!
手術を無事終えたことで
「頼らなければ生きていけない」から
「自分で何でもやって生きてやる!」といったような
お父さんの気持ちに変化が起こったようだ。
気持ち一つですべてが変わる。
意欲と意思をはっきり持った、
いつものお父さんだ!
なんか・・・やっとホッとした。
いや、少し元気すぎるかもしれない・・・。
父の手術に当たり、
メールやメッセージを寄せていただいた皆様!
無事に手術も終わり、
術後から生まれ変わったように
父は元気になりました。
本当にありがとうございました!!!
別人
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