- 2010年4月26日 09:44
- family
前回、父の通う施設の家族会に
参加したことを書いた。
別室で施設からの連絡事や
サービス変更などの説明後、
父たちがいる広い部屋へ移動した。
父の椅子の隣に座り、
同じテーブルの父のお友達に
いつもおせわになっています!と
挨拶などをしている間、
ガッツ石松似の父は子供のように泣いていた。
参観に行って、
子供の成長に自分が涙したことはあったが
流れたことは初めて。
何が嬉しくて、
または何が哀しくて泣いているのか
聞くこともしなかったが
私の心はまたまた複雑だった。
今では誰かの介助なしには生活できない父だが
8年ほど前までは
それはそれは豪快な人だった。
母もそうだったが、
私は子供のころから
失敗して叱られた覚えがない。
母は横で一緒に悩んでくれていたし、
父はそんな私達を一笑し、
『何、大したことはない。おれのほうがもっとすごい!!!!』と
自分の失敗談を自慢してくれるような父だった。
そんな父が
私の横でおろおろ泣いている。
30年後、父は95歳。
私は71歳。
やはり、家族会に行ってるのだろうか?!
それとも、家族会に来てもらっているのだろうか?!
永く生きるとはどういう意味があるのだろう?!
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