- 2010年2月11日 07:17
前日は娘が生まれた時の事を書いた。
5歳の息子は赤ちゃんポストで有名になった慈恵病院で出産。
息子は逆子が治らず、
その上、へその緒が子宮の出口にあるので
破水でもしてへその緒が出てしまったら
赤ちゃんの命は30秒も持たないらしい。
そういう状態だったので
実家の近くで逆子分娩で有名な慈恵病院へ。
今、TVに出ている院長さんが当時の副院長さんで
私の主治医だった。
母親の体の回復などをみても
自然分娩が断然いい!ということで
逆子のまま人工的に自然分娩をすることになった。
二人目の出産は初産より楽なはずなのに
結局12時間以上かかった。が、逆子のまま無事出産。
逆子の自然分娩は素人の私から見てても見事だった!
この慈恵病院、キリスト教系の病院だからだろうか
愛にあふれている印象が残っている。
看護婦さんたちはすべてスッピン。
出産や育児もまだまだ不慣れで不安いっぱいのママたちに
優しく指導してくれて、
出産後の身体も心も充分に回復させてくれた。
この病院を一躍話題にしたのが『赤ちゃんポスト』。
今は『こうのとりのゆりかご』と呼んでいる。
現在もそうだが、スタート当時かなり話題となった。
賛否両論あるだろうが、
実際、入院したことのある私は
あの病院がすることなら!という信頼がある。
ココで『こうのとりのゆりかご』についての賛否を書くことは避けるが
『I AM MANY』で、
いろんな状態の自分がいる。
強い時ももちろんあるが、
極端に弱い時もあるのが人間だ。
完璧GOODな環境や状態で出産できる人なんて少ないのだろうが
とことん苦しい、つらい・・・
そういう状態と出産や育児が重なってしまうときもあるだろう。
そんな時の助けになれば!という想いからの
日本で最初の一歩となる活動はやはりすごいと思う。