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ガッツ石松似☆Ⅱ

  • Posted by: 管理者
  • 2009年8月 1日 11:17
  • family | life

 

私が大好きな父。

 

かなり前のめりな父。

 

 

ガッツ似の父は魚釣りが趣味の一つだったので

船舶免許を取り、

小さな船を持っていた。

 

 

私たちを船に乗せ、よく天草の海に連れて行ってくれた。

 

ある日、船に乗っているとイルカの群れが!!!!

私たちは大事興奮☆

イルカウォッチングの船もたくさん出ている。

 

 

喜ぶ私たちを見て、お父さんもイルカの群れを

見つけては船をそちらに走らせてくれました。

 

家に帰り、家族みんなでその様子をビデオで見ていたその時です。

長年の悩みがやっと解けたように

父は嬉しそうに言いました。

 

「そっか!イルカは食べてもおいしくないんだろうね!!!!!!」

 

 

 

・・・・・・・・

 

 

 

一瞬、父以外の家族は動きが止まりました。

多分それぞれ頭の中でいろんなことを考えたと思います。

 

 

 

なぜ父はイルカがおいしくない!と思ったのか?!

 

 

 

その後、きょとん?!とする父以外は大爆笑です☆

 

その日、たくさんの船がイルカの群れを追っていました。

子供イルカもいて、たくさんのイルカが泳いでいました。

手を伸ばせば捕まえられそうな距離にいます!

 

そんなにたくさんいる魚(父の中では多分、確認はしてないけどイルカは哺乳類ではない・・・)を

なぜだれも釣ろうとしないのだろう?!

 

父の中では"ウォッチングして楽しむ"という意味が
わからなかったのだと思います。

 

 

その謎が解けた!

な~んだ、きっとおいしくないからだれも捕らないんだ!!!

 

 

 

 

母以外のみんながいっせいに笑ったので
罰が悪そうでしたが、
家族全員が愛してやまない父です。

 

 

母は父と一心同体なんですね。

そういう発言をした父を「もう!恥ずかしい・・・」と責めていました。

 

 

 

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