この演技をお願いします!と
頼まれて
シナリオ通りに演技していたら
だんだん、自分のことのようになっていった。
フリって怖い。
現実は見る人の主観による。
本当にそうかどうかなんて
わかりやしない。
同級生と昔の話をしていたら
大概、話の記憶が食い違うのは
同じ現実に生きていたにもかかわらず
見ていたものや感じたものが違うから。
フリしてる間に
現実のように感じていくのなら
都合のよいフリを
意識的に選んでやらなきゃもったいない。
私のハイヒール好きは
ここから来ているのかもしれない。
どよーんとした朝でも
カツカツとヒールで歩いていたら
どんどんやれる気になってくる。
演技のための小道具のひとつが
ハイヒール。
これが意外とあなどれない。
夏の小道具を用意せねば!
なーんて・・・新しい夏の靴を買う言い訳でした。