プラス思考もマイナス思考もしない【±0思考】。
自分へ高すぎる期待も
逆に叱咤することも手放すと
随分、気が楽になった。
増えていた体重も一気に戻った。
冷静に状況を判断することが可能となった。
今さら練習に励んでも限界がある!と
ある意味、良い諦めがついたのかもしれない。
ここまで書いたことで
問題が起こっているのは
全て自分の中。
例え走っても、2キロぐらいから
こんなにきついのに、100キロも走れるか?!と
問いていた自分。
あぁ・・・もう今更練習しても
間に合わないんじゃないか?!
と、不安を煽る自分。
こんなに根性のない私なのに、
自分を応援する自分は
一切顔を出さなかった。
子供のことが心配で心配で
つい口調がきつくなってしまっていた母親と
一緒だ。
子供は共感するどころか
反発してしまう。
まずは、小さいことから。
絶対やれることから始めよう!
着替えること。
歩いてもいいので外に出ること。
そんなんで100キロ間に合うの???
という自分は、何の役にも立たないことが
実証されているので
何もしないよりイイやろ?!という言葉で
封印した。
30分、1時間。
走る(歩く?)時間は伸びていった。
走れる時間が長くなると
また期待値が上がりすぎる傾向にあり、
次回はもっと!!!と考えると
走りたくない自分が顔を出す。
常に【±0】。
フラットを意識した。
すると不思議なもので、
2週間ぐらいで
10キロぐらいは走れるようになっていた。
あんなに叱咤しても、
綿密な計画を立てても
グッズを新調しても
グズグズしてストレスフルだったのに・・・。
自分というだらしないこどもを
育てるコツがつかめてきた。
走っている人を見かけても
苛立つどころか、
頑張ってるなぁ♪と
気持ちよく見ることができるようになった。
走っている人は
変わらない。
走っている人を見ている私の気持ちが
違うだけ。
たった10キロ走れるようになったぐらいじゃ、
100キロ完走は難しいのかもしれない。
大会を明後日に控えた今でも
100キロ走る!と考えると
足がすくむ感がある。
それもこれも、全て自分が勝手に思考していることで
湧いている感情に過ぎない。
起こっている現実は何も変わっていない。
環境も、起こっている現実も
何も変わらないのに
私の思考が変わると
現実も違った色に見え、
私がやれることも変わってくる。
そんなこと、仕事なら
充分理解もしているし、
やってきている自負もあるのに・・・
苦手なマラソンとなると
全く実施できなかった。
全部、同じじゃないか!!!
今回の失敗から、
改めてまとめてみよう!
①自分を幾ら叱咤してもやる気は起きない。
励ましてあげて、出来ないことは許してあげる。
小さな、こんなんで意味あるの?!と思われるものでも
GOALへ向かうための行動だけがモチベーションに火をつける。
②綿密な目標は自分の首を絞める。
ざっくりゆるい、出来る事から手をつけてみる。
③現実は一切変わらない。色を付けてみているのは自分の感情。
全てが自分の中だけで起こっているのなら、
自分が頑張れる感情を生むための思考を選択する。
④自分への期待を上げすぎず、また悲観しすぎない。
成長はS字カーブを描く。進んでも後退することもある。
が、GOALに向かう行動は実はすごいスピードで加速している。
結果より、そのための行動に集中する。
⑤自分という子供を育てるように!
母親のように、自分をサポートしてあげる。
自分が自分の一番の応援団長となる。
あぁ・・・今日書けてよかった~♪
サロマを終わった後じゃ、
それも途中リタイヤした後じゃ、
こんな偉そうなこと、書けやしない。
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