陸前高田市の戸羽市長とのご縁を
いただいて1週間。
人生初の東北入り。
仙台駅は被災したような形跡は
一切なく、
日常の生活が行われているように
感じた。
バスで移動を重ね、
塩釜市、石巻市へと進んでいくと
そこはTVで見た状態。
がれきの山、
壊れた電柱の山があり、
家の1階はほぼ柱だけになっており、
家の中に入り込んだ土砂が
片づけも終わり、
山盛りになっている。
途中寄った高台のコンビニの
パーキングには
【HELP】文字が。
写真を撮ることをためらったが、
戸羽市長の
「忘れられるのが一番寂しい」
とおっしゃっていた姿が思い出され、
私のブログを通じて
現状を感じられる人が少しでもいれば!と
シャッターを押させていただいた。
地盤沈下が進んでおり、
海面はすぐそこにある。
チャーターした船に乗ったのだが、
その船の奥様が
震災の様子を話してくれた。
お昼を食べようと
食堂にいたときに大きな地震が起こったこと。
外に出ると
コンクリートの地面が波打ち、
木につかまるのがやっとで
歩けなかったこと。
津波警報のサイレンが鳴る中、
卒業式で早く帰ってきているはずの
娘を探し、
愛犬を車に乗せるのがやっと、
金庫や通帳も考えないではなかったが、
そんな余裕はなかったこと。
ミシミシっとゆっくり家がなぎ倒されるのではなく、
黒い煙があっという間に、
本当にあっという間に
家を飲み込んでいったこと。
花粉が山中を覆い、
黒い街に黄色い山になっていたこと。
この高さなら安全だろうと
車を放置したところは
津波にのみこまれていて、
車を探すと、犬が泥まみれだったが
無事に生存していてくれたこと。
翌日から食べるものにも困ったが、
トイレもなく、
お風呂もなく、
自分が2,3週間もお風呂に
入らずに過ごすなんて
想像すらしなかったこと。
など等、話をしてくれた。
沖に船で逃げた夫も
船も家族も全員無事で、
私たちはここで頑張ろうと決めた話まで
少しの間ではあったが、
「笑っとかないとやってられないよ!」と
笑顔で話をしてくれた。
実は日常に感じた仙台市内も
3日間は電気が通らず、
TVが見れない状態。
なので、映像を見ないまま
ラジオで聞くニュースの意味が
全く理解できなかったと
話をしていた。
印象に残っているのは
塩釜市内在住の40代の女性。
「震災直後のほうが
今より元気だった。
最近、やる気が起きない。
それなのに、やらなければいけないことは
以前に増してあり、
本当に本当に日常が、
何もかもが一瞬で変わってしまった。」
とおっしゃっていた。
私たちができることは?!
移動途中も、
ボランティアの人が乗ったバスとも
たくさんすれ違った。
ボランティアで活躍ができる年齢でもない
私たちができること。
それは、このように被災地を思い、
復興する日まで忘れず、
何かできることをしたい!と思い続け、
その大小にかかわらず
何かを実践し続けることではないだろうか?!
今回、東北のご縁を作っていただいた
グラン・スポール代表の笹木社長も
おっしゃっていた。
「忘れられるのが一番寂しい。」
東北復興のニュースを聞くその日まで
私たちにできることは?!と
常に頑張り続けている人々のことを思い続け、
経済活動を始め
今の自分に出来ることを細く、長く
やり続けていくことが
何よりの支援になって行くのではないか?!
と考える。
今回、東北にいる間中、
また、福岡に帰ってきた今も
私の中に消えない言葉。
戸羽市長の著書の中にある、
【被災者は24時間被災者なのです。】
私たちも24時間、
しっかり生きていかないと。
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