- 2010年2月 1日 04:38
- business
父の福岡でのリハビリの初日だった。
仕事から帰ってきた私の顔を見ると
父は開口一番『ばっちりだったよ!』と
手でOKサインを出してくれた。
よかった~♪
理学療法士の方が父に何を目標にしたいか聞いてくれて
父の要望と身体に沿った計画書をつくり、
初日からさっそく一生懸命リハビリをしてくれたらしい。
父は
『そのリハビリの方の一生懸命な姿を見ると涙が出る!
女性なのに小さい身体を動かして・・・
本当に一生懸命やってくれる!!!』と
話しながら泣いていた。
父にも幼稚園に通う息子同様、連絡帳がある。
そこには
『リハビリに意欲的でやりがいがあります』というようなことが
書いてあった。
身体が不自由な父の今の生きがいは
普通に生活できるようになること。
そんな父の気持ちに誠実に応えてくれたのか
プロとしての意識が高いのか
父が通う、リハビリ施設はレベルが高い。
何より、通っている人のことを考えて
優しさがあふれる感じで動いてくれる。
当たり前のことのようだが、そうできることではないと思う。
新たな分野のプロの仕事を見れて嬉しい♪
父の立場は弱い。
身体も不自由だし、考えるスピードも決して速くない。
そんな父のプライドを傷つけないように
一流のプロの優しさで接してくれる施設の存在は
父に限らず、私たち家族にとっても有難い存在。
人とかかわらない仕事はない。
私達は人とかかわらずしては生きていけない。
だからこそ、スキルはもちろんのこと、
表面的じゃなく、
きちんと、感情や人の気持ちを大切にした、
一流のプロの仕事をしたい。
私達家族が、この施設に出会えてよかった♪と思ったように
私達に出会えてよかった♪と思っていただけるような会社になりたい。
どうせ『大変!』と思う仕事なら
せめてそういう存在でありたい。